Googleが9月に買収したNik Softwareの写真編集アプリ「Snapseed」のAndroid版を無料で公開し、iOS版もアップデートして無料化した。Google+と統合されているが、FacebookやTwitterにも投稿でき、Twitterではプレビュー表示できる。
米Googleは12月6日(現地時間)、写真編集アプリ「Snapseed」のAndroid版を無料で公開した。Android 4.0(コードネーム:Ice Cream Sandwich)以上で利用できる。これまで有料(日本では450円)だったiOS版も同日、無料になった。
Google Playからダウンロードできる。日本語化済みだ
Snapseedは、Googleが9月に買収した独Nik Softwareの人気写真編集アプリ。米Facebookが買収したInstagramと同様に、モバイル端末で撮影した写真にトリミングや明るさ調整、フィルタなどの編集を施して各種ソーシャルサービスに投稿できる。買収段階ではiOS版有料アプリ、Mac版、Windows版のみで、Android版は準備中だった。
新版は有料版のすべての機能に加え、幾つかの新フィルタと、Google+のビルトイン機能が追加された。SnapseedにはInstagramのようなソーシャルな機能はないが、Google+との統合で、Google+の写真投稿機能を強化する。
完成した作品は従来通りFacebook、Twitter、Instagramなどに投稿(共有)できるが、編集の基本画面にGoogle+との共有ボタンが設置されており、特別扱いだ。
編集画面に「Google+」ボタンがある
基本操作は、Snapseed内で撮影した写真あるいはGoogle+や端末内の写真を編集画面に読み込み、上図の左にある各種編集ツールを選んで編集する。画面の上下スクロールで機能を選択し、左右スクロールでゲージを調整するというUIになっている。
編集画面(左) Google+への投稿は数ステップで完了する(右)
Twitterに投稿した画像は、「画像を表示する」でプレビューできる。Instagramは昨日、TwitterでのInstagram画像のプレビューをできなくする計画を発表している。
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